あかり博物館
高雄市の統合街路灯
(台湾)
(English)

2007年9月24日、高雄金典酒店にチェックインしてから寒軒國際大飯店のスカイレストラン(観海軒)に行く途中の大通り(四維三路)は美しくスマートに感じました。その理由は道路の付帯設備(道路灯、信号機、案内標識、規制標識など)が全て中央分離帯に統合してまとめられているためだと思います。

夕食後ホテルを出た所で撮った写真を紹介します。
メインの道路は白い光(メタルはライドランプ)、歩道側のサブの道路(オートバイ用)はオレンジの光(高圧ナトリウムランプ)でいずれも間接照明方式になっています。JTBのガイドさんに何をイメージしているのか聞きましたらその場では分かりませんでしたが、すぐ携帯電話でオフィスに問い合わせし、カモメをイメージしたもので、521基設置されており、ソーラーエネルギーを利用し、年間70万元の省エネルギーになっているとの返事がまもなく返ってきました。


寒軒國際大飯店前の四維三路の照明



メイン道路の照明


サブ道路の照明

高雄金典酒店に戻る途中で六合二路の夜市に行き、1ブロック歩いて見物しました。
この通りは間接照明の道路灯(片側配置)と柱上の海洋情報照明器具(青)です。


六合二路の夜市 (拡大)


間接照明、柱上は海洋情報照明器具(LED)

宿泊した高雄金典酒店の前の通りは新光路で間接照明ですがデザインはハート型です。
他の道路で直接照明の統合道路灯も見かけました。
ここでは統合と記しましたが現地では共桿と表記しています。


高雄金典酒店前の新光路の照明



メイン道路の照明 (拡大)


歩道側の照明 (全景)

道路の付帯設備を統合した街路灯を「高雄市 共桿路燈 簡介」のタイトルで詳しく紹介しています。
中国語だけですのでよくは分かりませんが概略下記の内容です。

・ 道路の付帯設備が分散して設置されているのは識別し難く、デザイン的に乱雑である。
  統合することにより見やすく美観が向上する。
・ 道路中央(高速車線)と歩道側(低速車線)の光源色を変えて区別しやすくしている。
・ 間接照明のデザインは港町・高雄をイメージするカモメほかとしている。
・ 付帯設備を中央にまとめることにより植木は自然のままに放置できる。
・ 太陽エネルギーを利用して電気を節約し、コストも下げる。
・ 付帯設備をまとめることにより工期が短縮でき、施工コストを低減できる。
・ 様式は間接照明、直接照明、フル装備、単装備、両翼、片翼、ソーラーの有無。
・ 保守容易で維持管理費低減。
・ 改善前 道路面照度 15 Lx 照度不均一、改善後 道路面照度 35 Lx 照度均一。
・ 運用後のアンケート調査結果 総数 797人 (第一次調査95年4月)。
 非常に満足 24.9%、満足 68.3%、不満足 5.7%、非常に不満足 1.2%。

 Links

 ・ Public Works Bureau, Kaohsiung city government (English)
  (左のフレームのコンテンツの Co-pole Streetlight をクリック)

 ・ 高雄市 共桿路燈 簡介
   様式の図示
   間接照明・フル装備道路灯の図面 (各様式の工程圖範例をクリック)
   設置概況 (道路名をクリックすると地図と写真を表示)

 ・ 四維路共桿--93年完工 (雄鶏企業有限公司)

 ・ ザ スプレンダー カオション (高雄金典酒店) (JTB)
 ・ ハンシェン インターナショナル ホテル (寒軒国際大飯店) (JTB)

2007年11月1日