ヨコスカ・シーサイドニュース
(2000年5月号)
馬堀・観音崎の地層
(English)

2000年4月23日(日)の10時から15時まで横須賀市自然・人文博物館主催の教育園教室「馬堀・観音崎の地層」が馬堀自然教育園で開催されました。講師は蟹江康光 学芸員で午前中は教室で講議があり、午後はフィールドワークで馬堀と観音崎周辺の地層を観察して回りました。私は地元に住んでいるのと博物館の地球科学ボランティアをしている関係もあり参加しました。

馬堀から観音崎あたりの地層は、約500万年前に海底2000mの所に堆積した泥岩(逗子層)と約400万年前の凝灰岩層(池子層)を基盤にしています。その後隆起して陸上に露出したが浸食され、凹部は再び海に沈み、約14万年前に堆積した砂や石を含む地層(横須賀層:大津層+走水層)から貝の化石が発見され浅い海であったことを証明しています。その後小原台は隆起して陸になり、箱根や富士の活動による関東ローム層(〜1万年前)で覆われ現在海抜80mになっています。

(参考:馬堀自然教育園の地質説明地質構造説明図




馬堀自然教育園
 

蟹江康光 学芸員の講議


横須賀層下部の大津砂泥層
逗子層の上に大津層
 

大津層上部の馬堀層

(砂、石を含む)


大津層から出た化石

(馬堀自然教育園)


上から関東ローム層
小原台層約3m(8万年前)
砂利を含む走水礫層(10万年前)
最下部が逗子層(500万年前)
 

鴨居中学校校庭の凝灰岩層

逗子層上部に挟まれている
厚さ約2.5m、400〜500万年前
角閃石、石英、長石から構成


逗子層が圧縮された時の断層
と水が抜けた縞模様の痕跡

火山豆石を含む火砕岩
基部(右)は逗子層)
 

逗子層と池子層の境界
写真左半分が逗子層
右半分が池子層
 


Link

 ●横須賀市自然・人文博物館




2000年5月1日